仕入れた肉を、ただ焼くのではありません。部位、熟成、火入れ、そしてその日の一頭。すべてに理由を持ち、客に説明できる状態まで突き詰める。「究」の一字に込めたのは、料理人が逃げないという覚悟です。
生産者と部位を見極め、その日の最良の一頭から献立を組み立てる。仕入れが、味を決める。
炭の遠赤と手のひらの感覚で、部位ごとに最適点を捉える。再現ではなく、毎回の判断。
六席のカウンター越しに、一皿ごとの背景を言葉で渡す。食べることが、知ることになる。
数を追わない。だからこそ、一人ひとりの好みと余白に応えられる。紹介でつながった客とだけ向き合うことが、この店の品質の前提です。
旬と一頭の状態に合わせ、献立は毎月組み直されます。固定された定番ではなく、その季節にしか出せない構成を、一筆書きのコースで。
季節の素材で口を整える序章。肉に向かう前の、静かな助走。
その日の一頭から、もっとも語るべき部位を。火入れの判断が試される一皿。
遠赤の炭で芯まで届かせる、コースの頂点。香りと温度で記憶に残す。
余韻を残しながら締める。次の来店までの、静かな約束として。
店で究めた火入れと構成を、ケータリングとして各地へ。少人数の会から大規模なビュッフェまで、目的に合わせて組み上げます。すでに各地で本格稼働中です。